元中日で現在は韓国・起亜タイガースでバッテリコーチを務める中村武志氏(57)が、元中日の彦野利勝氏(60)とYouTube「ピカイチ名古屋チャンネル」に出演。ライデル・マルティネスと小笠原慎之介の2投手が抜ける中日投手陣を展望した。
中村氏は「戦力ダウンですけど、誰かにチャンスが来る」と説明した。
先発の柱と守護神が抜ければ一時的には戦力ダウンだが、新たな芽が飛び出すチャンスでもある。
彦野氏は「ドラゴンズは素材がいるのでこういうことが言える」と指摘した。
DeNAは今永昇太が抜けた穴を埋めることは出来なかった。今季は巨人も菅野智之が抜けた戦力ダウンを取り戻さないといけない。
両チームともに埋められない穴となったが、中日の場合は埋める素材はいる。
もうひとつ。中村氏は「(戦力が)抜けてまとまることもある。今年のDeNAは今永が抜けて、東や山本などケガ人も出たが(逆に)まとまって日本一になった」と説明した。
戦力ダウン=チームの危機ではない。マルティネス、小笠原が抜けることが“チームのチャンス”という考え方を披露した。