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浅野忠信 エミー賞逃し「ふてくされ」るも…救いは米スター GG賞受賞に「すいません!ハリソンさん」

スポニチアネックス 2025年1月13日 16時30分

 「『SHOGUN 将軍』ゴールデングローブ賞4冠受賞記念 緊急会見」が13日、都内で行われた。助演男優賞を受賞した俳優の浅野忠信(51)が“凱旋”を果たし、同賞受賞式の裏側を語った。

 5日(日本時間6日)に行われた「第82回ゴールデングローブ賞」授賞式で、同作はテレビドラマ部門の作品賞を受賞。さらに真田広之が日本人初の主演男優賞を、アンナ・サワイが主演女優賞、浅野が日本人初の助演男優賞を獲得。4冠の歴史的快挙を達成した。

 昨年9月のエミー賞では助演男優賞を逃し「悔しかった」という浅野。「うちの妻(女優の中田クルミ)に聴けばわかると思うんですけど、ずっとふてくされてました」と明かし、笑いを誘った。

 「ありえないぐらいふてくされて毎日文句を言ってて」と振り返り、「ゴールデングローブ賞も行く寸前まで“俺は行かないんだ!”みたいな。取り乱していた」という。

 ところがそのゴールデングローブ賞受賞式での“救い”は名優ハリソン・フォード。浅野と同じく助演男優賞にノミネートされていた。憧れのスターを前に「ハリソン・フォードさんと同じところに自分の名前がある。もうこれだけでいいんだと。もうハリソン・フォードさんが獲ってくれさえすれば」と思っていたところ、浅野の名前が呼ばれた。

 「“え!”と思ったと同時に“すいません!ハリソンさん”って最初に思ったんですけど」と明かし、笑いを誘いつつ「感動しました」と振り返った。

 昨年9月には、米テレビ界のアカデミー賞と言われる最高の栄誉「第76回エミー賞」ではドラマシリーズ部門の作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞の主要部門を独占した。真田は日本人として初めて主演男優賞を受賞。同月8日に発表された技術・制作部門を合わせ史上最多の18冠という歴史的快挙を達成した。

 ▽SHOGUN 将軍 「関ケ原の戦い」前夜が舞台の歴史スペクタクルドラマ。米ディズニー傘下のFX制作。有力大名に追い詰められて窮地に立つ、徳川家康がモデルの武将吉井虎永(真田)が、生き残りを懸けて策略を巡らせる。伊豆に漂着し、虎永の家臣になる英国人航海士、按針の視点を通じて武家社会の風習が描かれるほか、通詞の戸田鞠子(サワイ)らが絡む複雑な人間ドラマが繰り広げられる。2月に配信が開始されると、6日間で900万回視聴された。日本ではディズニープラスで全話独占配信中。

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