東海テレビ公式チャンネル「ドラHOTpress」に山本昌氏(59)、山崎武司氏(55)の中日レジェンド2人が出演。移転することが公表されたナゴヤ球場の思い出を明かした。
1996年まで中日1軍の本拠地。巨人との「10・8決戦」など歴史の舞台となってきた。現在まで2軍の本拠地として名古屋市民とドラゴンズファンに愛されてきた。
山本昌氏は「なくなるのはファンの方も寂しいと思う」と別れを惜しんだ一方で、「夏は熱い!」と指摘した。
山崎氏は現役最後の年、ナゴヤ球場で2軍の試合に出場。ネクストバッターズサークルのあまりの暑さに温度をはかると56度あったと明かした。
「それ見た瞬間に俺、もう現役やれねえと思った。あの暑さで」と現役引退の引き金になったと苦笑いした。
その暑さで投げ抜いたのは山本昌氏。
「俺、44歳のとき2軍で規定投球回放ってるからね。(最多勝の)タイトル獲りそうになったから」
さすがのタフネスぶりだが、「投げてベンチに帰ると後輩たちがウチワではたいてくれるのよ」と懐かしそうに振り返った。