楽天・浅村栄斗内野手(34)が13日、沖縄県内で自主トレを公開。新ポジションの一塁守備で新調したグレーのファーストミットを手に華麗にボールをさばいた。
浅村は昨秋、三木監督から「もっとバッティングに集中してもらいたい」と三塁から一塁へのコンバートを打診された。昨季は打率・253と不振で、14本塁打、60打点は楽天移籍6年目でワースト。チームは3年連続の4位に終わり「自分がもう少し打っていれば勝てた試合もある」と責任を一身に背負った。一塁守備について「フライ以外はプレーに絡むことが多い」と難しさを口にしたが、西武時代の13年に一塁でゴールデングラブ賞に輝いており「あまり不安要素はない。しっかりノックを受けて練習していきたい」とプラスにとらえた。
平成生まれ初の通算2000安打まで残り36本で「なるべく早く達成できるようにやりたい。もう1回キャリアハイを出す」と復活を誓った。