上方漫才協会会長の中田カウス(75)は13日、大阪・ミナミのなんばグランド花月で開催した「第10回上方漫才協会大賞」に出席。今年3月で「ヨシモト∞ホール」(東京都渋谷区)を閉館。新たに「渋谷よしもと漫才劇場」をオープンすることを発表した。漫才劇場としては大阪ミナミ、大阪・森ノ宮、東京・神保町についで4館目となる。
また、引退した中田ボタンの後任として、上方漫才協会副会長にアインシュタインの河井ゆずる(44)が就任することも発表された。カウス会長は「本人にも言ってなかったんだけど」とし「後輩の面倒見もいいし、信頼できる。10年間見てきたけど、楽屋で喋って通じるモノがある。何も心配はありません」と語った。
また、自身が芸歴60周年を迎え、若手芸人らから花束を受けニンマリ。「15歳で松山から出てきて60年。エンタツアチャコ師匠に付いて…」と振り返りながら「密かに復帰を狙っている芸人もいます。松本や」と復活を模索中のダウンタウン・松本人志を引き合いに出して、笑いを誘った。