ロッテからポスティングシステムを利用して今オフのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手（23）が12日（日本時間13日）、ブルージェイズと面談したと米メディアが報道した。
スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が自身のX（旧ツイッター）で報じたもので、「ブルージェイズは先週、佐々木朗希と会談した」と投稿。本拠のあるトロントでの会談だった模様だ。佐々木は年明けに再渡米しており、トロントで球団施設や育成環境面などを直に確認した可能性が高い。
佐々木が既に面談したことが報じられていたのはドジャース、パドレス、ヤンキース、メッツ、カブス、ジャイアンツ、レンジャーズの7球団。大リーグ公式サイトは、それ以外に少なくとも1球団と新たに接触したと7日（日本時間8日）までに伝えており、ブルージェイズが8球団目の可能性がある。
ドラフト対象外の25歳未満の外国人選手は15日（同16日）から契約可能となり、交渉期限は米東部時間23日午後5時（同24日午前7時）。8球団目の登場で、争奪戦はさらに加熱しそうだ。マイナー契約のため、金銭面ではなく、育成プランや施設の充実度などが鍵になるとみられている。