広島・宇草が3年連続、中村健は2年連続で秋山の下田自主トレに参加。宇草は体のコンディショニングを、中村健は下半身強化を主目的にそれぞれ汗を流し、背水の陣を敷く6年目、4年目のシーズンに向けて名誉挽回を強く誓った。
宇草のテーマはノーモア故障だ。昨季は2年ぶりに本塁打を放つなど、出場41試合で打率・242を残したものの、7月に腰痛で無念の離脱。箱根三社の初詣でも「ケガなく」を祈願し、「生き抜いていくために一年間1軍の戦力として戦い続ける」と力を込めた。
中村健も昨季、2年ぶりにアーチを架けたが、出場12試合で打率・083と低迷。長打力を磨くべくコンパクトで強いスイングの習得に励んでおり「長打を打てば重宝されるチーム状況。選手としての価値をつくり上げる一年にしないといけない」と意気込んだ。