阪神・伊藤将が、“ノーモア炎上スタート”を誓った。昨年はオープン戦初戦となった巨人戦に先発し、初回に7失点。その悪い流れを引きずり、シーズンは自己ワーストの4勝に終わった。巻き返しを期す今季は、開幕前から結果にこだわる。「自分の持ち味は波がないこと。試合をしっかりつくれるところを見せて、アピールしたい」と意気込んだ。
練習ではブルペンで約10分間の立ち投げを行った。右腕の位置を下げた新フォームから力強い直球を繰り出し「お~!今の良い!」と思わずこぼす場面も。手応えを感じつつある。「12月から投げているので、早く仕上がっている。(キャンプでも)投げられるなら投げていきたい」と、持ち前の安定感を早い段階からアピールしていく。