米ロサンゼルスや周辺で続く山火事で、ドジャースとエンゼルスは13日(日本時間14日)、レイカーズなど他のプロスポーツチームとともに被災者を支援することを発表した。
ド軍やエ軍をはじめ、NBAのレイカーズ、クリッパーズ、NFLのラムズなどロサンゼルスの12のプロスポーツチームは、米赤十字社や地元消防局などに総額800万ドル(約12億6000万円)を超える寄付を行うという。
また、ドジャースは17日(同18日)に本拠・ドジャースタジアムなどで山火事の被災者に衛生用品や学用品、スニーカーなど300万ドル(約4億7000万円)以上の支援品を配布することも発表した。
山火事は7日(同8日)、ロサンゼルス西部や北部近郊で発生。西部の高級住宅街パシフィックパリセーズや北部近郊アルタデナが被害のほとんどを占める。消防は空から消火剤などを散布し、地上でも放水するが、13日朝までに鎮圧できたのはパシフィックパリセーズで14%、アルタデナで33%にとどまる。米メディアによると、12日午前時点で約15万人が避難命令の対象。対象地域には夜間外出禁止令も出ている。
地元捜査機関によると、死者は24人、焼失面積は160平方キロ以上という。