ロッテからポスティングシステムを利用して今オフのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手（23）がブルージェイズと面談するためトロントを訪れ、投球練習も行ったと13日（日本時間14日）、地元メディア「スポーツネット」が報じた。
同メディアによると、ブ軍の本拠ロジャーズ・センターに隣接するホテルでカナダ野球連盟の表彰式が行われ、出席した人たちが佐々木に酷似した人物が球場で練習する様子を目撃したという。
そこではブ軍の関係者に囲まれた佐々木とみられる人物が平地で投球練習をしていたといい、「投球フォームも佐々木とそっくりだった」と記した。
佐々木をめぐっては、パドレスの本拠ペトコ・パークでも佐々木とみられる人物が黄色のハーフパンツ姿で勢いよく投げ込み、そばで関係者が見つめる動画がSNS上で拡散されている。米メディアが佐々木がパドレスと面談するためサンディエゴを訪れたとも報じている。
また、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は自身のX（旧ツイッター）で「ESPNの情報筋によると、日本のスター右腕、佐々木朗希の獲得候補はドジャース、パドレス、ブルージェイズ」と投稿。争奪戦はついに3球団まで絞られたとみられる。
ドジャースもパドレス、ブルージェイズとともに最終候補に残っているが、本拠ドジャースタジアムは現在改修中のため、佐々木が練習したという目撃情報は今のところない。