俳優の吉沢亮(30)主演の映画「ババンババンバンバンパイア」が14日、公式X(旧ツイッター)を更新。2月14日に公開予定だった同作を公開延期することを発表した。また、完成披露試写会の中止も発表した。吉沢を巡っては、住居侵入の疑いで警視庁から任意で事情聴取されたことが明らかになっていた。
「映画『ババンババンバンバンパイア』公開延期のお知らせ」とつづり、文書をアップ。「この度、2025年2月14日(金)より公開を予定しておりました映画『ババンババンバンバンパイア』につきまして、諸般の事情に鑑み、関係各所との協議の結果、公開日を延期することに決定いたしました」と報告した。
「この度の延期に伴い、作品の公開を楽しみにお待ちいただいておりました皆様にはご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」とした。
「新たな公開日は、決定次第、映画の公式サイト・公式SNSで発表する予定です」と報告。「また、すでにご購入いただいたムビチケ前売券(カード・オンライン)は、延期後の公開時にもご使用いただけますので、公開日まで大切にお持ちください」とした。「今後とも映画『ババンババンバンバンパイア』をよろしくお願い申し上げます」と記した。
続けて、完成披露試写会の中止を報告。「1月21日に予定しておりました完成披露試写会を中止させていただく運びとなりました」とし、「当イベントを楽しみにお待ちいただいた皆さまにはご迷惑をおかけし心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
吉沢はこの日、所属事務所「アミューズ」の公式サイトを通じて泥酔トラブルを謝罪。「この度は私が起こしたあまりにも身勝手で非常識な行為により、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます」とした。「作品の主演などを務め、広告を担当するという責任ある立場にもかかわらず、このような事態を起こし、数えきれない方々へご迷惑をおかけしてしまったことは、お詫びしてもしきれるものではございません」と深い反省を表明した。
吉沢は昨年12月30日午前10時半ごろ、東京都港区にある自宅マンションの隣室に無断で侵入した疑いがもたれている。任意の調べに対し、「前夜から飲んで、記憶が飛んでしまった。トイレをしたくて勝手に入ったのだと思う」などと話していた。被害者に謝罪し、マンションからは既に退去している。
2月1日の誕生日を記念したファンクラブ会員限定イベント「吉沢亮31歳バースデー記念『ババンババンバンバンパイア』特別試写会しりょう!」のチケット抽選受付が延期されていた。
「ババンババンバンバンパイア」は、奥嶋ひろまさ氏による同名漫画の実写映画化。銭湯で住み込みバイトとして働くバンパイアが、銭湯のひとり息子の貞操を守るために奮闘するラブコメディ。板垣李光人、原菜乃華らが出演している。