酒に酔ってマンションの隣の部屋に無断で侵入するなど泥酔トラブルを起こしていた俳優の吉沢亮（30）が14日、所属する芸能事務所「アミューズ」の公式サイト上でコメントを発表し、謝罪した。2月14日公開予定だった主演映画「ババンババンバンバンパイア」の公開延期も発表され、ネット上ではさまざまな声が上がった。
吉沢は「この度は私が起こしたあまりにも身勝手で非常識な行為により、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。アミューズは「吉沢亮が昨年末に起こした、自宅マンション隣室への無断侵入に関して、ご迷惑をおかけした隣室の方との間で、このたび示談が成立し、ご宥恕いただいたことを報告させていただきます」と示談成立を報告し、「今後の活動に関しては関係各所と協議の上、順次、対応させていただく所存です」とコメントした。
映画「ババンババンバンバンパイア」の公式X（旧ツイッター）では公開日延期を発表。続けて、21日に予定していた完成披露試写会の中止も発表した。
吉沢は昨年12月30日午前10時半ごろ、東京都港区にある自宅マンションの隣室に無断で侵入した疑いがもたれている。任意の調べに対し、「前夜から飲んで、記憶が飛んでしまった。トイレをしたくて勝手に入ったのだと思う」などと話していた。被害者に謝罪し、マンションからは既に退去している。
ネット上では「頑張れ」「コメントが聞けて良かった」「これからも応援します」「示談って結局何したの」「酒はやめた方がいい」「飲みすぎ注意」などの声が寄せられ、映画公開延期には「残念」「公開日待ってます」「中止じゃないから待ちます」「延期かぁ」などの声が集まった。
また、アミューズのコメント「当社はこれからも吉沢亮を支え続けて参ります」に多くのファンが反応。「涙が止まらない」「この言葉に震えた」「この言葉に救われた」など安堵（あんど）する声が見られた。