女優の黒柳徹子(91)が14日放送のテレビ朝日系「家事ヤロウ!!!2時間SP」(後7・00)に出演。「人生のベストテンレシピ第2弾」の2位に、兄のように慕っていた渥美清さんとの思い出の味が登場した。
2位に入ったのは「肉なし北京ダック」。当時、売れっ子だったものの、若手で給料が安かったという2人。手持ちが足りず、北京ダックを断念しかけたものの、「ダックを抜いてください」という黒柳の“奇策”で、皮に味噌、白髪ネギ、キュウリを巻いたものを食べることができたという。
「それでも結構おいしいのよ」と黒柳。「俺が必ず売れて、本物の北京ダックをたらふく食わせてやるからよ」と渥美さんと約束したことも明かされ、このやりとりを聞いた宮川大輔は「泣きそうになりました」と感動。黒柳は「そんな時代もありました」としみじみ語った。
渥美さん主演の人気映画シリーズ「男はつらいよ」を一緒に映画館に観ていたエピソードも披露し、「売店の人も驚いていた」。黒柳が車を運転して渥美さんを送迎していたが、「(渥美さんが)秘密主義者だから家の前まで行かせてくれなかった」ことも明かした。
ほかにも仲良しだった森光子さん、大親友・野際陽子さんとの思い出を語る場面もあった。