落語家の三遊亭王楽(47)が、14日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」(火曜後8・00)に出演し、三遊亭円楽を襲名することにまつわるエピソードを語った。
2月に7代目円楽という大名跡を継ぐことが決まっており、父は「笑点」でもおなじみの三遊亭好楽。MCの明石家さんまから「お父さんと兄弟弟子になるわけですよね?」と問われると、王楽は「でも父親がハードルが低い人なので、やりやすいです」と笑わせた。
父の名跡を継ぐことは考えなかったようで、「あんまり尊敬していないんで…」とバッサリ。その後、「甘えちゃうかなと思って」ともう一つの理由も打ち明けた。
妻と2人の息子との4人家族。妻には襲名にまつわる説教を食らったこともあるという。「かみさんが“勉強しなさい”“何々しなさい!”って怒るんですけど、私は横にいて、父親として泰然としないといけないんですけど、子供が怒られているのを見ると、茶々を入れたくなっちゃって。勉強しなさい!って言われているのを見て、私が子供に“そうだ、そうだ、ソーダ水”って言っちゃうんですよ」。そのギャグセンスに、スタジオは微妙な空気に包まれた。
そんな空気は、家庭内でも同じのようで、「かみさんが私の方をキリッと見て、“そんなんで円楽を襲名できるの!?”ってめちゃくちゃ怒られて。“5代目と6代目が泣いているわよ”!って」と自虐。一同を笑わせた。「空気を良くしようと思っているだけなんですけどね。私が子供なんですよね」と、本心を打ち明けてつつ、反省も口にしていた。
2人の息子からは、なぜか名前で呼ばれているという。「かみさんのことはママと呼ぶんですけど、私のことは一夫(かずお)さんって呼ぶんです。本名が一夫と言うんですけど、幼稚園とか迎えに行くと、子供が“あ、ママ!一夫さん!”って。何か新しいお父さんみたいに…」と笑わせていた。