前西武のゼネラルマネジャー(GM)で、昨季途中から監督代行を務めた渡辺久信氏(59)が、元中日監督の与田剛氏(59)と古田敦也氏(59)のYouTube「フルタの方程式」に出演。軟式野球出身選手のメリットを明かした。
現役時代は「投手のお手本」と言われるほど渡辺氏のフォームが美しかった。
渡辺氏は「我流。小学校からフォーム変わってない」と明かしたが、美しいフォームを手に入れた要因を2つ挙げた。
まずは異常に柔らかい肩関節。そして、中学まで軟式野球だったこと。
プロ野球を目指すなら早くから硬式を始めた方がいいと言われるが、渡辺氏は「今でも軟式上がりのピッチャーはプロに何人もいる。すごくきれいな投げ方をする。腕の使い方がうまい」と説明した。
岸孝之、菅野智之、今永昇太、森下暢仁らフォームの美しさで有名な投手の多くは渡辺氏と同じく中学まで軟式野球をやっていた。
西武GMとして多くのアマチュア選手を見てきた渡辺氏は「(硬式でボールが)重いとパワー投げになっちゃう。(軟式の方が)腕がしなやかに出やすい」と明かした。