お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明（63）がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」（日曜前7・00）が12日に放送され、DeNAの三浦大輔監督（51）がゲスト出演。レギュラーシーズン3位からの下克上で26年ぶり日本一に輝いた胴上げシーンでこそっと？達成していたことを明かした。
新年初放送となった前週5日に続き、この日は「三浦大輔×石橋貴明 新春スペシャル対談！」の後編。
そのなかで、昨年11月3日に行われたソフトバンクとの日本シリーズ第6戦（横浜）で勝利を収め、26年ぶりの日本一をつかんで胴上げされた時のことに触れた。
「もう最高の瞬間でしたし、胴上げも…」と話すとしばし絶句。そして、石橋に向かって「分かってくれました？僕、こうしてたの…」と問いかけた。
そして「人差し指を立てて…」とナインの手で宙に舞った時に両手の人差し指を立てて“日本一ポーズ”をしていたことをうれしそうに回想。「これは98年、権藤さんが。胴上げの時に。これで胴上げされてるんですよ」と続けた。
三浦監督がまだ若手投手だった1998年、横浜（現DeNA）は38年ぶりのセ・リーグ優勝を果たすと、西武と対戦した日本シリーズも勝って38年ぶりの日本一に。権藤博監督は就任1年目で悲願のVを果たし、日本一になった胴上げでは両手の人差し指を立てて高々と宙に舞った。
現在86歳になった権藤さんは昨年10月26日の日本シリーズ第1戦（横浜）で始球式の大役を務めてノーバウンド投球を披露したが、横浜監督として日本一に輝いた98年は監督呼びを禁止して選手や担当記者に「権藤さん」と呼ばせ、基本的にミーティングなし、送りバントなし、門限もあってないようなもの…という型破りなチームづくりでも話題を呼んだ。
「権藤さん、そうでしたっけ？」と日本一の胴上げシーンを思い出そうとする石橋。三浦監督は「だから僕も同じように一本指立てて。そこを凄い意識…凄い印象に残ってたので、権藤さんがこうされてるのを。で、俺もやろう！と思って」と楽しそうだった。