阪神・富田は和田氏直伝のチェンジアップ習得に手応えを示した。2年連続で「和田塾」に参加し、日米通算165勝左腕から“新兵器”の極意を学び取った。「(合同自主トレ)第1クールで聞くことができた。あとは自分で投げて合わせていくだけ。教えてもらったものを、キャンプに持っていけるように」
チェンジアップは昨季も投げていたが、先発転向に備え「質を上げるだけで打者は嫌だと思う。曲がるだけの球では打ち取る幅が狭くなる。内に入る球や奥行きを極めていきたい」と精度向上に着手した。この日は捕手を立たせた状態ながら、年明け初めて傾斜を使った投球練習も開始。「ここからピッチングが入ってくる。和田さんに軌道を見てもらったりしながら変えるところは変えてというところ」と直接指導を受けつつ、ブルペン投球で磨きをかけていく。