3月16日号砲の「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN2025」で、箱根駅伝連覇の青学大など学生ランナーと、実業団のトップが争う。
参加の大学は既に、昨年11月の全日本大学駅伝上位校の国学院大、駒大、青学大、創価大、早大、城西大、立大、帝京大と関西学連選抜の9校が発表されていたが、15日までに実業団で元日のニューイヤー駅伝を制した旭化成、トヨタ自動車、GMOインターネットグループなど8チームと実業団連合選抜の計9チームの参加が発表された。
1970年の大阪万博開催地である万博記念公園から、今年4月から行われる大阪・関西万博会場のある夢洲までの全7区間約55キロのコースで大学と実業団が激突。闘志を高めているのが、青学大の原監督だ。
箱根駅伝後にエキスポ駅伝について問われた名将は、「優勝を狙っていきますよ!」と高らかに宣言。「(実業団が)あの駅伝に外国人を使うと、とぼけたこと言うわけですよ。そこまでして勝ちたいのかと。腹立つわ」とし、「社会人は今の大学生の力を実際に肌で感じなさい!日本人のガチンコ対決を期待してまっせ!受けて立ちます、チャンピオンとして」と力を込めている。
箱根2区で区間3位ながら従来の区間記録を上回った黒田朝日(3年)らマラソン挑戦を控える選手もいるため、メンバーは流動的だが、強豪実業団に真っ向勝負を挑むつもりだ。