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谷原章介 京都市宿泊税、最高1万円に引き上げ「相当額の借金…きちんとオーバーツーリズム対策に」

スポニチアネックス 2025年1月15日 10時45分

 俳優の谷原章介(52)が15日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。京都市が14日、ホテルや旅館などの宿泊者に課している宿泊税について引き上げ額の詳細案を発表し、最高額を1万円に設定したことに言及した。

 1泊10万円以上の場合に最高額の1万円で、最低額は現行の200円に据え置いて、高額施設の宿泊者から多く徴収することで負担の公平性に配慮した。総務省によると宿泊料金に応じ一定の額を徴収する「定額制」では全国最高額。2026年3月開始を目指す。

 23年度決算の宿泊税の税収は約52億円。観光客の受け入れ環境整備などに充当しているが、市は観光客と市民の安全安心を守る防災対策などにさらなる財源が必要と判断。引き上げ後の税収は約126億円と見込む。市は条例改正案を2月の市議会に提出予定。改正案可決後には総務相の同意を得る必要がある。

 谷原は「2年前にうちの番組でもお伝えしたんですけど、京都市自体が実は財政難で結構な額の借金を抱えていると。そんな中、数百万円でエレベーターの扉を漆塗りにしたって問題になったんですけども、今も借金を抱えているんであれば、今回の宿泊税がきちんと市民生活、もしくはオーバーツーリズム対策に使われてほしいなって凄く思うんですけどね」と自身の受け止めを話した。

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