ジャイアンツの下手投げ右腕タイラー・ロジャース投手(34)が次男に付けた名前が話題となっている。14日(日本時間15日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」が紹介した。
タイラー・ロジャースは自身のインスタグラムで今月8日午前2時20分に次男が誕生したことを複数枚の新生児の写真とともに報告した。
この投稿を元に「MLB.com」は「MLBで最も遅い速球を投げる投手が息子にノーラン・ライアンと名付ける!」と見出しを付け、タイラー・ロジャースに子供が誕生したことを紹介した。
タイラー・ロジャース夫妻は次男に「ノーラン」と名付け、さらにジェニファー夫人のミドルネームが「ライアン」であることから、次男のフルネームは「ノーラン・ライアン・ロジャース」になるという。
ノーラン・ライアンといえば、メジャー最多5714奪三振を誇る通算324勝の殿堂入り右腕で、左足を高々と上げるダイナミックなフォームから100マイルを超える剛速球を繰り出したことで知られている。
同サイトは下手投げのタイラー・ロジャースについて「メジャーリーグで最も遅い速球を投げる投手だ」と記した上で「しかし、彼と妻のジェニファーは、家族に新しいメンバーが加わることで、野球界最高の速球投手の一人に敬意を表した」とした。
ちなみに夫妻は長男に「ジャック」と名付けたそうで、同じようにミドルネームは「ライアン」であることからフルネームは「ジャック・ライアン・ロジャース」という。
「ジャック・ライアン」は米国のベストセラー作家トム・クランシー氏の人気シリーズ小説「ジャック・ライアン」と同名。同サイトはジャック・ライアン、ノーラン・ライアン兄弟について「野球を見ていないときは、トム・クランシーの小説を読んでいるかもしれない」と記し、成長を心待ちにした。