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【全豪OP】大坂なおみ逆転で3回戦へ! ムチョバを第2Sから圧倒して全米の雪辱 松岡氏「優勝できる」

スポニチアネックス 2025年1月15日 13時11分

 ◇全豪オープンテニス 第4日(2025年1月15日 メルボルン)

 女子世界ランキング51位の大坂なおみ(27=フリー)はシングルス2回戦で同20位のカロリナ・ムチョバ(28=チェコ)と対戦し、1-6、6-1、6-3の逆転勝ちで3回戦へ進出した。四大大会での3回戦進出は22年の全豪オープン以来3年ぶりとなった。

 ムチョバとは過去1勝2敗。昨年の全米オープン2回戦ではストレート負けしていた。第1セットはエース4本を記録した相手の強烈なファーストサーブと強打にペースをつかめず、第2ゲームで40-15からブレークを許すと、第4ゲームもブレークされてあっさりと落とした。

 だが、ムチョバのサービス精度が落ちてきた第2セットは、2-1からの第4ゲームで5度目のブレークポイントをモノにし、この試合初のブレーク。これで流れが変わり、ストロークで押し始めた大坂は第6ゲームもブレークに成功。5ゲーム連取で6-1と取り返した。

 第3セットは第3ゲーム終了後、ベンチでトレーナーから薬を受け取り服用する姿がみられた。前哨戦のASBクラシック(ニュージーランド)は腹筋を痛めて決勝を途中棄権していただけに心配されたが、バックハンドのリターンがさえて第5ゲームをブレーク。WOWOWの生中継でコートサイドリポーターを務めた松岡修造氏は「このプレーができれば優勝できる」と断言した。第6ゲームを15-40からキープに成功すると、第9ゲームをブレークして1時間57分の試合を締めくくった。

 ▼大坂 コートで全てを出し尽くしました。皆さんの前でプレーできるのは本当に楽しかった。(四大大会で3年ぶり3回戦進出)自分にとっては大きな意味がある。(ムチョバは)とても難しい相手。全米で敗れたとき、私は最高の衣装だったのにガッカリした。リベンジできてよかった。リベンジは悪いことじゃない。彼女は最も手ごわい対戦相手の一人だから。もう1試合戦えることになってうれしい。

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