昨季で現役を引退した元DeNAの大田泰示氏(34)が、元巨人ヘッドコーチ・岡崎郁氏(63)のYouTube「アスリートアカデミア」に出演。巨人入団時のプレッシャーを明かした。
名門・東海大相模で通算65発をひっさげ、2008年ドラフト1位で巨人入団。いきなり松井秀喜氏の「背番号55」をつけた。
大田氏の入団時、岡崎氏は巨人2軍監督。「2軍の指導者になって2年目に坂本勇人が入ってきて、次の年のドラフト1位が藤村。2軍監督になって1年目に大田泰示が入ってきた」と振り返った。
その衝撃ははっきり覚えているという。
「すげえなと思った。坂本を軽々超えるなと思った」
岡崎氏は「(大田氏は)アスリートの最高峰にいた。たぶんバスケットでも、バレーでも、ゴルフでもトップアスリートになったと思う」と指摘した。
一方、大田氏は「凄い世界に入ってきた」と戸惑っていたという。
「ジャイアンツという大きな看板があって。常勝軍団で、ドラ1で入って、55番で。プレッシャーが半端なかった」
大田氏は「今思うと僕の受け皿では受け止め切れなかったのはあるかなと感じますね」と、当時を振り返った。