日本ゴルフ協会(JGA)は15日、2025年度の「JOC認定オリンピック強化指定選手」し、男子は久常涼ら8人、女子は山下美夢有ら8人の計16人が選ばれた。
JOC認定オリンピック強化指定選手は、28年ロス五輪でメダル獲得が期待できる各競技の選手を、日本オリンピック委員会(JOC)が強化指定選手として認定する制度。
ゴルフの選考基準は日本国籍を有し、申請があった中で、男女とも日本ツアー終了後(男子は昨年12月2日、女子が同年11月25日)の世界ランキング上位8人。強化指定選手はナショナルトレーニングセンターなどの施設を利用でき、移動や宿泊費などの負担がほぼ免除となる。
パリ五輪銅メダルで男子最上位の松山英樹は申請せず、女子では最上位の古江彩佳や日本ツアー年間女王の竹田麗央らも申請しなかった。
強化指定選手は以下の通り。
<男子>久常涼、中島啓太、平田憲聖、金谷拓実、星野陸也、杉浦悠太、今平周吾、幡地隆寛
<女子>山下美夢有、笹生優花、岩井明愛、岩井千怜、桑木志帆、河本結、川崎春花、佐久間朱莉
また次世代アスリートを育成するために23年度に新設され、ゴルフでは24年度から活用している「JCC認定オリンピックネクスト強化指定選手」(男子30歳以下、女子25歳以下が対象)には、以下の通り男女計5選手が認定された。
<男子>蝉川泰果、清水大成、米沢蓮、比嘉一貴
<女子>桜井心那