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【全豪OP】ジョコビッチが3回戦進出 フェデラーを抜く四大大会最多通算430試合目を飾る

スポニチアネックス 2025年1月15日 17時40分

 ◇全豪オープンテニス 第4日(2025年1月15日 メルボルン)

 男子シングルス2回戦が行われ、2年ぶり11度目の優勝を狙う世界ランキング7位のノバク・ジョコビッチ(37=セルビア)が同125位のハイメ・ファリア(21=ポルトガル)を6-1、6-7、6-3、6-2で破り3回戦へ進出した。

 ジョコビッチはこの試合が四大大会通算430試合目。ロジャー・フェデラー(引退、スイス)が持っていた429試合を抜く史上最多記録となった。通算379勝(51敗)は既に歴代最多記録で、勝率は.881に達している。

 第2セットは予選勝ち上がりのファリアの運動量に翻弄(ほんろう)されタイブレークの末に落としたが、他のセットは危なげない試合運びを披露。「彼は素晴らしいテニスをしていた。嵐を乗り越えなければならなかった」と相手を称え、「グランドスラム(四大大会)は間違いなく最も重要な大会だ。今日、新たな記録を樹立できたことはとにかく幸運と思う」とコメントした。

 ジョコビッチが今回優勝すれば四大大会通算25勝目で、女子のマーガレット・スミス・コート(オーストラリア)の24勝を抜き、男女を通じて最多記録を達成する。また、37歳8カ月で四大大会優勝なら、72年全豪を37歳2カ月で制したケン・ローズウォール(同)を抜く男子最年長記録となる。全豪11度目の制覇はコートに並ぶ最多記録で、ジョコビッチにとってはツアー通算100度目の優勝にもなる。

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