日本テレビは15日、タレントの中居正広(52)が23年以上にわたって番組MCを務めていた「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)を降板すると発表した。
「仰天ニュース」は2001年4月にスタート。番組開始当初から中居と落語家の笑福亭鶴瓶(73)がダブルMCを務めていた。
日本テレビは番組公式ホームページのトップ画面に「お知らせ」として文書を掲載。
「日本テレビは、中居正広さんサイドと対話を続けてまいりましたが、様々なニュースを扱う番組の司会という役割などを鑑み、総合的に判断して、『ザ!世界仰天ニュース』を降板していただくことにいたしました。番組スタッフ一同、今後も真摯に番組作りに励んでまいります」と声明を発表している。
中居にとって2001年4月開始の「仰天ニュース」は、同年10月開始のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57、番組開始当初の番組名は「中居正広の金曜日のスマたちへ」)と並ぶ長寿番組だった。
長年にわたってダブルMCを務める鶴瓶とはプライベートでも親交の深い親子のような親友のような関係で、台本を毎回細部まで読み込んで収録に臨む中居と、台本を一切読まない鶴瓶との軽妙なやりとりも視聴者に微笑ましく受け止められていた。
中居が体調不良により2022年11月から芸能活動を一時休止した際には、中居の後輩にあたる「Kis―My―Ft2」の藤ヶ谷太輔(37)が代役を務めたが、中居は翌23年1月17日放送回から復帰。番組冒頭では放送当日の午後3時に収録した“撮って出し”で鶴瓶と中居による約3分半のオープニングトークをオンエアしていた。
だが、中居が23年6月に起こしていた女性トラブルが24年12月に発覚。今月7日に放送された「仰天」4時間特番は中居の出演シーンを全カットして放送していた。