お笑いタレントの真輝志(30)が15日、大阪・朝日生命ホールで行われたピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ2025」準々決勝に登場した。昨年のファイナリストは貫禄のパフォーマンスで、ほかの出演者よりも一際大きな笑い声を浴びた。
昨年はトップバッターで決勝に進出。不運なネタ順だったにもかかわらず、4位に食い込んだ。もちろん、今年はそれ以上を目指しており「昨年よりもネタの精度も改良できている。何とか準決勝、決勝に進出してタイトルを獲りたいですね」と意気込んだ。
昨年の躍進を支えたのは、年末に大ブレイクした同期の漫才コンビ「バッテリィズ」だった。悩める高校生のネタをした真輝志だったが、高校生が着るようなブレザーがなく困っていた。快く貸してくれたのがエースだった。真輝志の方が背が高く「サイズ合わへんことない?」と聞くと、エースは「いや、成長すると思って大きめの買ってん。でも、全然成長せえへんかった」とエースらしいエピソードを披露しながら、実家から探し出してくれた。「だから、あの決勝の衣装はエースの服なんです」。それを着て上位争いをした真輝志の活躍に、エースが感動。「ほんま、すごいわ!ようやったなー!おれらも負けんように続くわ!」と自分のことのように喜んでくれたという。
そのバッテリィズが昨年のM-1グランプリで大爆発。真輝志も「うれしかったですねえ。エースの相方の寺家ともすごく仲良くて、ネタの話で高め合ったりしてるんです。あの2人の勢いに負けないようにしたいですね」と、同期を上回るてっぺんを狙っていた。
この日は「THE W」ファイナリストのやました、キンタロー。らも登場。16、17日に東京・ルミネtheよしもとでも準々決勝が行われ、18日に準決勝進出者が発表される。