男性5人組「Da―iCE」がメジャーデビュー記念日の15日、Kアリーナ横浜でコンサート「Da―iCE DAY 2025」を行った。自身最大規模に並ぶ約2万人を動員。約2時間半で22曲を披露し、2014年1月15日から11周年の節目をド派手に飾った。
アンコールで和田アキ子（74）がサプライズ登場し記念日に花を添えた。番組共演をきっかけにコラボが決まり、一緒に作りあげた新曲「FUNKEYS」を初披露。和田は「こんばんはー！生アッコだ！」とあいさつ。続けて「11年でしょ！？まだまだガキだな」とアッコ流の激励を送った。
開幕はミラーボールが光を放つステージ上空からゴンドラに乗って5人が登場。花村想太（34）が「ヤッホー！Kアリーナ！」と祝祭の幕開けを宣言した。
培ってきた力を存分に発揮した。花村、大野雄大（35）の4オクターブのハイトーンボイスを操るツインボーカルに、統率の取れたダンスでファンを魅了。幾たびのステージで実力を磨いてきたパフォーマンスは折り紙付き。花村は「最近好きになった方には全部新曲ですね」とおどけながら、第63回日本レコード大賞を受賞した「CITRUS」からインディーズ時代の曲まで、さまざまな顔を舞台上で見せた。
10周年の昨年は充実の年になった。同4月に配信リリースした「I wonder」の再生回数がヒットの基準となる1億回を自己最速の4カ月で突破。大みそかには悲願だったNHK紅白歌合戦への初出場を果たした。
大盛況の記念日。工藤大輝（37）は「これからの今年出す曲たちもお楽しみにしていただきたい」と語りかけ、花村は「夢はデッカくもう一回レコード大賞を獲りたい！」と高らかに宣言。2度目の栄冠に向けて走り出した。