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【リーグワン】元豪代表主将のマイケル・フーパー 4季ぶりトヨタ復帰へ 豪メディア報じる

スポニチアネックス 2025年1月15日 22時6分

 ラグビーの元オーストラリア代表主将で、通算125キャップのFLマイケル・フーパー(33)が、リーグワン1部のトヨタと短期契約を結んだと15日、複数の豪メディアが報じた。実現すれば旧トップリーグ時代の21年シーズン以来、4季ぶりの復帰となる。

 身長1メートル82とFW第3列としては小柄なフーパーは、豊富な運動量と激しいコンタクトで台頭し、20歳で代表キャップを獲得。以後は同国の中心選手として活躍し、15、19年W杯に出場。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、現日本代表HC)体制下で23年W杯代表入りを逃すと、昨年は7人制でパリ五輪出場を目指すも代表入りならず。同年7月には現役引退を発表していた。

 トヨタ入りを第一報で報じた豪メディア「ワイド・ワールド・オブ・スポーツ」(電子版)によれば、フーパーは同メディアの取材に「(トヨタは)素晴らしいクラブで、良い人間がいて、競争力も高い。チャンスをくれたスティーブ・ハンセンHCに感謝したい」とコメント。事実上、4季ぶりの復帰を認めた。

 今季から元オールブラックス指揮官のハンセンHCが率いるトヨタだが、4節を終えて1勝1分け2敗の8位と出遅れている。南アフリカ代表のFWで昨年の年間最優秀選手に選ばれたピーターステプ・デュトイが負傷で戦線離脱しており、かつてプレーしたフーパーに白羽の矢が立った模様だ。

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