昨オフに楽天を戦力外となり、育成契約で日本ハムに加入した清宮虎多朗投手(24)が、広島県福山市と岡山県井原市で行った自主トレを公開した。楽天時代の同僚で、昨季に日本一に輝いたDeNAの守護神・森原らと合同で行い「体の力が(投球に)連動しないという自分のウイークポイントに合ったトレーニングや練習ができている」と手応えをにじませた。
この日は広島県内のトレーニング施設でマシンピラティスを行い、その後岡山県内のグラウンドに移動。ブルペン投球の意味合いでマウンドからの投球練習を実施し「(力の)8割以上は出している。(春季キャンプまで)もう半月ぐらいなので、段階を踏みながらです」と語る。
1メートル90の長身で、最速161キロを誇る大型右腕。昨年12月には、早くも151キロを計測しており「僕は2月の最初から飛ばしてアピールしないといけない。早めに調整していきたい」。昨季に29セーブを挙げた“日本一守護神”の森原とともに過ごした時間を糧に、支配下登録を目指す。