元TBSでフリーアナウンサーの安東弘樹（57）が15日、自身のインスタグラムを更新し、音楽家の父の死去を報告した。
「先日、フェイスブックにて御報告させて頂きましたが、インスタグラムのみでお世話になっている皆様に、あらためて御報告させて頂きます」と前置きし「2025年1月7日早朝、父、安東裕躬が永眠いたしました。生前中のご厚誼に深く感謝いたします」と今月7日に父が死去したことを報告した。
「私の父と母は私が幼少の頃に離婚し、私と弟妹は母方に付きました。唯、私は子ども達の苗字を父の姓『安東』のままにしてくれた母に感謝しています」と告白。「その後、父は素晴らしい奥様と再婚し、息子さんにも恵まれ、30年ほど前から父の家族とも良い交流をしてきました」と明かした。
「父は大学卒業後、音響メーカーに就職、結婚。しかし好きだった音楽の道を諦めきれず、私と弟が誕生した後に広島の音楽大学に入学します。その後、スペインの王立音楽院に子連れで留学。当時5歳～6歳だった私にとって、新鮮で驚きに満ちたスペイン生活でした」と回顧。「私の人間形成に大きく影響したと思います。勿論、良い意味です。そういう意味でも父には本当に感謝しております。帰国後は大学で教鞭をとりながらオーケストラ指導、指揮者、幼稚園の理事などを歴任しました」と記した。
「そして、何と、息子さんも、父と同じく大学卒業→一般企業に就職→キーボーディストとしてプロのミュージシャンへキャリアチェンジ。（現在はKREVAさんや杉山清貴さんのサポートメンバーとして活躍されています） 見事に父と同じ音楽の道へ。私は違う道に進みましたので、勝手に感無量でした」と異母弟についても明かした。
「最期も奥様に看取られて安らかに旅立ったとの事。再婚後の父は、とても幸せだったと思います」と安東アナ。「そして本日、葬儀（ミサ）が横須賀にある自宅近くのカトリック教会にて執り行われました。フェイスブックでは沢山の皆様から温かいメッセージを頂きまして誠に有難うございます」と感謝した。
「写真は本日の葬儀（ミサ）、そして20年ぶりに父と再会、奥様と初めてお会いした30年ほど前のものです」と説明。「父は本当に穏やかな顔で旅立ちました。本日、御列席頂いた皆様、お花を送って下さった皆様、誠に有難うございました。あらためて御礼申し上げます。長文、失礼致しました」と締めくくった。