弁護士・紀藤正樹氏が16日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。タレント中居正広(52)の女性トラブル騒動に対するフジテレビの対応について言及した。
フジテレビは15日、中居の女性トラブルについて、スポニチ本紙の取材に「昨年より外部の弁護士を入れて事実確認の調査を開始しており、今後の調査結果を踏まえ、適切な対応をしてまいります」と回答した。
一部でトラブルに同局社員の関与も報じられており、同局は全面的に否定するコメントをこれまでに発表している。
中居をめぐっては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局が直近のレギュラー番組の休止、差し替えを続々と発表している。
スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万~9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。
紀藤氏は「中居さんトラブルでフジが弁護士入れ調査」と題された記事を引用し、「念のためですが、この件は、独立性が担保されたいわゆる『第三者委員会』で調査しないと信用力のある調査にはなりません。単に『外部の弁護士』では依頼の経緯や独立性が疑われ中立性を損ねる結果となりかねません」と自身の考えをつづった。