ドミニカ出身のエリアン・ペーニャ内野手(17)が、15日(日本時間16日)メッツと525万ドル(約8・2億円)の契約金で合意した。この金額は、2025年の国際契約期間初日における最高額となった。
大リーグ公式サイトのランキングではペーニャは、今年の国際クラスで3位に評価されていた。左打者で驚異的なバットスピードを備え、選球眼も良い。打球を全方向に打ち分ける。フィールド外での姿勢や野球IQも評価されている。
このランキングでは、日本の佐々木朗希が1位で、ポスティング制度を利用しているため、1月23日までに契約を結ぶ必要がある。2位だったドミニカ出身の遊撃手ホスアル・デ・ヘスス・ゴンザレスは、ジャイアンツと299万7500ドルで合意。スイッチヒッターでフランシスコ・リンドアやホセ・レイエスと比較される。
佐々木との契約を目指すドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団は初日契約金が1万ドル(約156万円)を超える契約を一切成立させなかった。契約金が1万ドルを超える契約はチームの契約ボーナス枠に計上されるからだ。
30球団のうち、契約期間開始直後に1万ドルを超える契約をまとめたのは半分の球団にとどまった。
ランキング4位のドミニカ出身の外野手クリス・ロドリゲスはタイガースと319万7500ドルで契約。5位の遊撃手兼外野手もアンドリュー・サラスは、マーリンズと370万ドルで契約した。日本の森井翔太郎はアスレチックスと151万500ドルで合意している。