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元貴景勝・湊川親方 断髪式は「10月」 ライバル、対戦してみたい力士も明かす トークショーに出演

スポニチアネックス 2025年1月16日 13時48分

 ◇大相撲初場所5日目(2025年1月16日 東京・両国国技館)

 大相撲の湊川親方(元大関・貴景勝)が、両国国技館内の相撲博物館で行われた「親方トークイベント」に出演した。

 昨年9月の秋場所限りで引退。現在は常盤山部屋で後進の指導に当たっている。「今場所が2場所目。先輩方に優しく教えていただいて少しずつだけど、慣れてきた。ここからしっかり貢献できるように頑張っていきたい」。断髪式については「10月。9月場所後に、やらせていただこうと思っている」と明かした。

 現役時代は激しい突き、押しを武器に17年初場所で新入幕。18年九州場所で初優勝した。19年春場所後に大関に昇進し、在位2場所で陥落するも1場所で復帰。優勝4回で大関は30場所務めた。

 ライバルに挙げたのは元小結・阿武咲と平幕・御嶽海(32=出羽海部屋)。「阿武咲がいたから今の自分がある。先に阿武咲がプロに入って僕は埼玉栄3年までいったので、常に阿武咲を追いかけて今までやってきた。同じ時代に切磋琢磨してきた力士でいうと御嶽海とかも優勝決定戦をしたし、対戦成績も五分だった。追いかけてきた存在だった」と話した。対戦してみたい力士については「豊ノ島関とは当たりそうで当たらなかった力士でもある。豊ノ島関は相手によって戦術を変えたりしなかった。僕の突き押しとやったら、どうなるのかなと考えたことがある。あとは曙関。突き押しの最強。あの突きを一回食らってみたい」と笑顔で語った。

 日常生活については「少し痩せたので、日常生活が楽になった」。食事の量にも変化があるという。「かなり減った。今まで無理して食べていたのが、好きな分だけ食べられるので、食べる量は(現役時代より)半分いってるか、いってないかぐらいだと思う」と話した。

 今場所では大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が綱獲りへ向け、ここまで4連勝と強さを発揮している。湊川親方は「攻めている。まだ大関に上がる前はまわしを取りに行っていた。組んだら強かったけど、今は攻めてから自分の体勢に持ち込んでいる。突き押しで突き切るのができると、やる相手も大変」と称えた。

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