松竹は16日、大阪松竹座「立春歌舞伎特別公演」について、出演予定だった片岡愛之助(52)の休演を発表した。昨年11月に舞台稽古中に負傷した影響で「大事をとって休演」と説明した。
昨年11月29日、愛之助は京都南座で舞台稽古中、鼻と上顎を骨折し、12月4日までに3時間に及ぶ顔の手術を受けた。少しずれていたら失明や首を骨折する危険性もあったが、年末に退院を報告し、自宅療養していた。
「立春歌舞伎特別公演」では昼の部「本朝廿四孝」、「恋飛脚大和往来」、夜の部「義経千本桜」に出演予定だったが、「大事をとって休演」とした。中村獅童らが代役を務める。
愛之助の復帰は未定だが、3月4日からの「三月大歌舞伎」出演者に名を連ねている。