米MLSロサンゼルス・ギャラクシーのDF山根視来(31)が16日、在籍2シーズン目に向けた渡米前に羽田空港で取材に応じた。
オフシーズンの間は帰国したが、インフルエンザに罹患(りかん)したため、元日本代表MF中村憲剛氏の引退試合に参加することができず「(休暇は)滑り出しから悪く…。残念だった」と苦笑。それでも「会いたい人にも会えたし、家族でもいろいろ行けた」と束の間のオフを満喫した。
初の海外挑戦となった昨季はいきなりMLS制覇を経験。リーグ戦は33試合出場4アシスト、プレーオフでも5試合出場1アシストで貢献し「優勝できたので最高の結果だった」と振り返った。
今季の目標は連覇を掲げたうえで「オールスター(出場)やベストイレブン(選出)を経験してみたい。新しいチャレンジができると思う」と語った。
MLSのオールスター戦はファン投票や監督推薦などで各チームから選手を選抜し、MLSオールスターズを結成。欧州クラブなどと対戦する“お祭り”として知られる。選出されれば、FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)らと夢の共演だ。山根は「リーグで目立つ選手じゃないと(オールスター戦には)行けない。もしかしたら、メッシと同じチームになれるかもしれない。そういうのは意識してる」と期待を膨らませながら、さらなる飛躍を誓った。