MBSテレビの虫明洋一社長(62)は16日、大阪市の同局で新春会見に臨み、4月13日開幕の「2025年大阪・関西万博」の初日に開催する1万人の第九について語った。
昨年12月に開催した師走の風物詩として知られる大イベントで「1万人の第九 EXPO2025」について発表。万博会場内の大屋根リング、ウォータープラザで公募した1万人が参加して開会を盛り上げる。虫明社長は「15日現在で1万4千19人の応募。7割が関西の方で、それ以外が4千人。タイ、中国や韓国など海外から16人の応募がある」と広範囲からの関心の高さを説明した。
万博の初日で会場内の混乱が予想され、リハーサルも必要であることから、1万人を開会の午前9時に指定の場所に集め、開幕と同時に歌い出すまでのことができるかなどが心配される。だが「チャレンジでやったろうやないかという気持ちで考えてる」とした。指揮、総監督は佐渡裕氏(63)が務め、ゲストも検討中だ。