広島は16日、海外フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスに移籍した九里亜蓮投手(33)の補償について、金銭補償を選択したと発表した。
8日には九里の人的補償に関連するプロテクト名簿が、オリックス側から届き、人的補償も含めて検討されてきた。
金銭を選択した理由について鈴木清明球団本部長は「監督はフロントの方針に任せますということで、よりいい外国人を獲る枠にしようかなと思っている。野手よりも今はピッチャーを頭に入れている。5人目の外国人でより戦力になるのを探そうかなという方針」と5人目の新外国人獲得を示唆した。
現状70人が上限の支配下登録選手が68人いるが、育成からの昇格についても同球団本部長は「枠は置いておきたい」と話した。