タレントのミッツ・マングローブ（49）が16日、フジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）にゲストとして生出演。仲良しの超人気タレントの芸能界入りを後押ししていたことを明かす場面があった。
「マツコ・デラックスをライバル視してるっぽい」とのイメージを振られたミッツは「滅相もございませんよ、もうそんな」と「×」の札を掲げてみせた。
「仲いいし、これはライバル視したって…」とミッツ。MCの「ハライチ」澤部佑が「いつから先輩なんですか」と尋ねると、「5、6年先輩なんですね、芸歴的には。最初に会ったのは2001、2年ですから、もう23年ぐらいになります」と回顧した。
最初はドラァグクイーンのショーでの楽屋で対面し、「そこからコンビのような感じでイベント立ち上げて、新宿2丁目とか、それで全国回ったりもしてた」とミッツ。
コンビで活動した理由は「アドリブを振られた時にマツコさんから、それをうまく返したらしいんですよ」。舞台で音響がダウンしショーが中断した際、マツコが「南極昭和基地にいるミッツさん？」とボケてみせると、ミッツが「…もしもし？」などと上手く返答して大うけしたという。ショーの後はいつも新宿2丁目の近くのファミレスに皆で行き語り合ったが「そこで何か一緒にやろうって」とマツコから声をかけられたとした。
テレビに出始めたのもマツコが先で「これも面白いことに、私のいとこが当時東京MXで今もやってる『5時に夢中！』っていう番組のMCをしてたんですね。そこでゲストが急きょ欠席になっちゃって。“明日空いてないか？”っていうんで、まず私のところに電話かかってきたんですよ。マツコさんにつないでくれって」と頼まれたと振り返った。
「お前と一緒にやってる大きいのいるじゃん、彼に出てくれないか」と言われ、地方営業に一緒に行く途中だったマツコに電話を変わり、マツコが出演することに。マツコにとっては「それが最初のテレビ。そこからもう20年続いてます」と目を細めた。