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LAギャラクシー山根視来、代表復帰への思い「MLSからでも」 W杯北中米大会も「チャンスがあれば」

スポニチアネックス 2025年1月16日 17時48分

 米MLSロサンゼルス・ギャラクシーのDF山根視来(31)が16日、在籍2シーズン目に向けた渡米前に羽田空港で取材に応じ、日本代表復帰への思いを語った。

 「代表に入りたいし、もっとうまくなりたい。サッカーをやってる間はそれ(気持ち)は変わらない」

 22年W杯カタール大会を最後に代表には選出されていない。「まだパフォーマンスが足りてない」と受け止めつつ、川崎Fから完全移籍し、初の海外挑戦となった昨季の経験には手応えがある。リーグ戦は33試合出場4アシストをマーク。プレーオフでも5試合出場1アシストでMLS制覇に貢献し「優勝できたので最高の結果だった」と振り返る。

 米国やカナダを移動しながら各地で時差、気候変化がある中でシーズンを戦い抜いた。「いろいろ考えながら調整して、試合でトップパフォーマンスに持っていくために試行錯誤した」。時差対策の一環として、長時間フライト後にトレーニング施設でランニングメニューをこなしてから就寝するなど生活リズムから変えてみた。

 環境に適応できていなかったシーズン序盤には、チームメートで前日本代表主将のDF吉田麻也から「最低限のレベルは常に一定にそろえておかないといけない。リーグ戦は長い。一喜一憂せず割り切ることも(考え方の)一つ」などと助言をもらったという。ともにハードな移動を繰り返しながらシーズンを過ごし「割り切る勇気」の大切さを学び「アウェーでは体が重い試合もある中で“最低限ここだけはしっかりやろう”という時間帯を見極めていけるようになった」。初の海外挑戦で得た経験、学びが血肉となっている。

 今季の目標には、連覇と「オールスター(出場)やベストイレブン(選出)を経験してみたい」と掲げる。その先には日本代表復帰、そして来年に迫った26年W杯北中米大会出場を見据える。「チャンスがあれば(出場したい)と思ってる。MLSからでもそういう(代表やW杯戦士の)選手が出てきた方が、より日本人の目も向く」。今季の始動日は18日。山根は「新しいチャレンジができると思う」と決意新たに出発した。

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