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DeNA佐野、知野、山本が「デスターシャ」初期メン自主トレ公開 取材陣に地元銘菓の差し入れも

スポニチアネックス 2025年1月16日 18時14分

 DeNAの佐野恵太外野手、知野直人内野手、山本祐大捕手の「デスターシャ」初期メンバー3選手が、佐野の出身地である岡山県倉敷市内で実施中の「チーム佐野」自主トレを公開した。

 3選手は22年3月27日の広島戦で、佐野がアーチを放った際にベンチで初めて「デスターシャ」ポーズを決めた「初期メン」。

 今オフは、佐野、知野が松田宣浩氏(本紙評論家)の引退にともなう「熱男塾」卒業、山本が尊敬する阪神・梅野との合同自主トレからの「自立」というタイミングが重なり、「3デスター」合同自主トレが実現した。

 今オフに国内FA権を行使せず3年契約を結んだリーダーの佐野は「(初めてリーダー格となり)こんなに大変なんだなあと思っています。食事のこと、移動のこと…。これまで松田さんや、(一緒に熱男塾に参加していた)宮崎さんには、より感謝の気持ちがわいてきました」と背筋を伸ばした。

 一方で自身は、20年首位打者、22年最多安打の「安打製造機」とはいえ、今季の正外野手が保証されていない立場。「当然、レギュラーをつかみにいかないといけない」と気を引き締めた。

 そしてリーダーとしての気遣いも報道陣に示した。正午過ぎの休憩時には、地元銘菓の「藤戸まんぢゅう」と、手作り創作弁当を振る舞った。舌鼓を打つ報道陣に満足そうな表情を浮かべると「来年も何か名産を用意しないと。何がいいかなあ」と声を弾ませた。

 右尺骨骨折が完治した山本は「今季は圧倒的な成績を残す」と意欲。知野も「ユーティリティープレーヤーではなく、固定されたポジションで守れるように」と意欲を示した。

 そして最後は3人で盤石な「デスターシャ」ポーズ。お弁当の手土産も報道陣に渡し、訪れたファンにもサインを書き続けた佐野には、「チーム佐野」をけん引する自覚がしっかりと芽生えていた。(大木 穂高)

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