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元フジテレビの美人アナ、古巣に「怒り感じる」過去にセクハラ被害も「これまでと同じ対応では許されない」

スポニチアネックス 2025年1月16日 19時47分

 元フジテレビでフリーアナウンサーの長野智子(61)が16日、パーソナリティーを務める文化放送「長野智子アップデート」(月~金曜後3・30)に出演。番組内でフジテレビの港浩一社長(72)が17日に記者会見するニュースを伝え、古巣に対して「怒りを感じています」と語った。

 16日発売の週刊文春では、中居の女性トラブル騒動に関連し、同局の現役女性アナウンサーが同局幹部が設定した中居との会食に参加させられたことがあると告白したことが報じられている。会食には、中居ともう1人別の男性タレントが参加。同局番組のスタッフらが酒や食事の配膳をしていたという。同誌は中居の女性トラブルの背景に、こうした会食の常態化があったと指摘している。

 一連の報道を受け、フジテレビはあす17日に会見を行うことを発表した。

 長野は「私がフジテレビに在籍していたのは30年以上前のことになりますので、現在の社内の状況については知らないですし、社員が外部の人間である私に何かを話すということはありませんので、つまり私自身も雑誌の記事や中居正広さんの謝罪文など公表されていることしか知らない状況です」とした上で「それを踏まえて言うと、この件については被害者からは守秘義務もあって、発信もなくて、全貌はわからないという状況で。何も知らない者が安易に取り上げること自体、被害者への二次被害になると考えています」と指摘した。

 そして「私自身が知っている範囲で言うと、私の在籍していたのは80年代で、今のようにフジテレビは上場もしていませんでしたし、コンプライアンスと言う言葉もなかった時代です。ですので、今で言うセクハラに当たることは多く経験してきました」と告白。「ですが、今回のような事案は本当に聞いた事も経験したこともなかったので、記事を読んで、到底信じられずに凄くショックを受けました」と胸の内を明かした。

 続けて「なぜ、海外株主の外圧ではなく、内部の動きとしてメディアとして一企業としての責任を果たす動きが起きなかったのかということ関しては怒りを感じています」と強調。17日に会見が行われることに言及し、「これまでと同じ対応では許されないということはフジテレビの経営幹部がよくわかっているのと思います」と指摘した。

 

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