女優の深川麻衣（33）と俳優の若葉竜也（35）が16日、都内で映画「嗤う蟲」（監督城定秀夫、24日公開）の完成披露上映会に登壇した。
日本各地で起きた村八分事件をもとに、実際に存在する「村のおきて」の数々をリアルに描く同作。深川演じる杏奈は、若葉演じる夫とともに移住した村で村のおきてに縛られ恐怖に墜ちていく。
主演の深川は「ワーッと驚かすような怖さじゃなくて、“笑顔の裏で何を考えているんだろう”とか“この後何が起こるんだろう”というジワジワした怖さ」と作品の恐ろしさを表現したが、若葉は「ホテルに幽霊がいて耐えられなくて…後半は自腹で違うホテルをとって過ごしていました」と撮影中自身の身に起きた恐怖エピソードを告白。
「柄シャツのおじさんが化粧台に鏡を見ながら座っていました」と明かし「撮影が残り2、3日だった。（周りに）言うと変に怖くなっちゃうかなと思って誰にも言わなかったです」とした。
すると、共演の杉田かおる（60）も「テレビがいきなりついたりはしました」と証言。「撮影現場よりもホテルの方が怖かった」と続け会場を驚かせた。