TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)が16日に生放送され、三菱UFJ銀行の元行員・今村由香理容疑者(46)が東京都内の支店で貸金庫から顧客の金塊を盗んだとして窃盗容疑で逮捕された事件について出演者たちが激論を交わす場面があった。
今村容疑者が貸金庫室に入る際に入室履歴を残さぬよう「システムの電源を切っていた」と説明していることや、盗んだ金塊を質入れした後、所有者の来店前に買い戻すなどの隠ぺい工作も行っていたという記事を“ゆかりの隠ぺい工作”と題して取り上げ、まずは番組MCを務めるフリーアナウンサーの大島由香里(40)が「中瀬さん、大変です。ゆかりが逮捕されました」と木曜コメンテーターを務める新潮社出版部執行役員の中瀬ゆかり氏(60)に話を振った。
これに中瀬氏は「これ、ちょっと“ゆかり界”が今、激震が走ってるんですよ」としたうえで「私はひらがなだからアレだけど、ゆかりん(大島)はさ、字が似てる」と指摘。大島は番組ディレクターに「字まで一緒です」と言われたそうで「“り”が違う。王へんは私はありません」と言い返したことを明かした。
今村容疑者がこれまでにFXで約10億円、競馬で約3000万円の損失を出していたという記事の内容に、ギャンブル好きな中瀬氏は「ホントにゆかりがめちゃくちゃ迷惑している。ゆかり界、小太り界、競馬ファン界が激震が走っている。(自分は)全部関わっている。四捨五入で私じゃないか」と憤った。
「だけど、凄いなと思って」と中瀬氏。「どういう買い方で(競馬で)3000万負けたのか。一番やられたレースとかを詳しく聞きたいんですよ。それで賭け方が3連単派だったら、3連単界隈も私だから似てるってことになるんで。もうほぼ私ってことで」と容疑者との共通点が多いことにも言及した。
また、同じく木曜コメンテーターを務める作家の岩井志麻子氏(60)は「私、この件に関しては和久井映見さんも被害者じゃないかなと思ってますよ」と今村容疑者が一部で女優の和久井映見(54)に似ていると報じられたことを挙げて同情。「“和久井映見似”とかって出たでしょ?(逮捕されて容疑者を見たら)私が思ってた和久井映見さんと違うのよ、全然!」とし、「みんなもそうでしょ?ねぇ!」と問いかけると「そうですね」(大島)と共演者たちも同意した。
「“ナニナニ似”っていうのがね、決まりっていうか、引き寄せるっていうか。タイトルでつかむには必要なの?」という中瀬氏。これには、番組MCを務めるフリーアナウンサーの垣花正(53)が「絶妙なたとえだったとは思いますよ。みんなの願望のなかで、銀行にお勤めの真面目な行員が密かにやっていたとするなら和久井映見さん(似)であってほしいっていう…」と下世話な想像力を働かせる場面もあったが、中瀬氏は「和久井さんもえらい被害」と改めて怒りを見せていた。