フリーアナウンサーの有働由美子(55)がメインキャスターを務めるテレビ朝日のニュース番組「有働Times」(日曜後8・56)の特別企画「レジェンド&スター」の第3弾が19日に放送され、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(50)が登場する。
有働が各界の生き字引にインタビューしていく企画で、初回は黒柳徹子(91)、第2回は王貞治氏(84)を迎えた。
有働は松井氏に会うために米・ニューヨークに足を運んだ。甲子園の伝説となった5打席連続敬遠、メジャー時代の知られざる秘話などに切り込んでいく。松井氏はヤンキースからエンゼルスへ移籍後初めてヤンキースタジアムに凱旋(がいせん)した試合で温かく迎え入れられた瞬間を「私、プロ野球をちょうど20年やりましたけど、ユニホームを着て球場で涙が出そうになったのは、あの一瞬だけでしたね」と振り返る。
また、アメリカでの子育てについても話すほか、ドジャース・大谷翔平(30)の打撃を解析し「彼のバッティングで技術的に好きなのは、打つ瞬間の手の位置」と口にする。そして、恩師である長嶋茂雄氏(88)への思いも激白する。
最後には有働から「もしオファーが来たらどうしますか?」と、指導者としてもう一度ユニホームを着る可能性を聞かれる場面も。松井氏はテレビカメラの前で初めて古巣・巨人への熱い思いを明かしていく。