女性とのトラブルを高額な示談金で解決したことが発覚し騒動になっているタレント中居正広(52)を巡り、米ブルームバーグ通信も報じた。中居を巡っては、ドイツ紙やフランスメディアなど世界各国が報じるなど、注目を集めている。
ブルームバーグは、14日に米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」がフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスに対し第三者委員会の調査を求める書簡を送付したことを報じた。「フジ・メディアに対し、日本の著名人のスキャンダルを調査するよう要求している」としている。
世界の最新金融ニュース最大手のブルームバーグが報じたことで、世界中の投資家に情報が知れ渡ることに。「ジャニーズ問題並みの事件になっていくのだろうか」と懸念する声も上がった。
中居に関しては、米のみならず世界中のメディアが取り上げている。フランスのニュース専門テレビ局BFMは現地時間8日に、「大人気グループSMAPの元メンバー」として中居を紹介しトラブルを放送した。シンガポール最大の新聞「ザ・ストレーツ・タイムズ」も、日本のテレビ局が中居を降板させたと報じた。またドイツ最大の日本関連メディア「Sumikai」も9日に「元日本のボーイズバンドスター」として中居のトラブルを報じた。
スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万~9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。