メッツがジェシー・ウィンカー外野手(31)と800万ドル(約12億4000万円)の1年契約で合意したと16日(日本時間17日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」などが報じた。
ウィンカーは2017年にレッズでメジャーデビュー。21年には球宴に初選出され、同年24本塁打をマークした。マリナーズ、ブルワーズなどを経て昨季はナショナルズでプレー後、トレード期限の7月末にメッツに移籍。昨季は145試合で打率・253、14本塁打、58打点だった。
ポストシーズンでは打率3割超えを記録するなど存在感を発揮し、ワイルドカードからPS進出したチームをリーグ優勝決定シリーズまで導き「ミラクルメッツ」の立役者の一人となった。
メジャー通算は755試合で打率・262、95本塁打、324打点。
メッツはMLB通算226発の一塁手、ピート・アロンソとの再契約も交渉中だが、両者の交渉には大きな隔たりがあるとされ、他球団流出の可能性もある。
外野手ながらマイナーで一塁手の経験もあるウィンカーとの再契約はアロンソ退団に備えた計画と見る向きもある。