ドジャースの大谷翔平投手(30)が、日本時間17日に自身のインスタグラムを通じ、米国ロサンゼルス地域に大きな被害をもたらしている山火事での被災者を支援するため、50万ドル(約7800万円)を寄付することを表明した。
山火事は米カリフォルニア州ロサンゼルス西部の高級住宅街パシフィックパリセーズで7日に発生。チームの本拠、ドジャースタジアムから約30キロ、車で約30分ほどの距離にある場所で起きた。
大谷は「LAでの火災にあたり私達のために戦い続けてくれている消防士の皆さんに心から感謝します」と感謝を伝え「そうした消防士の方々や避難生活を余儀なくされている方々、支援の必要な動物達のために微力ながら50万ドルを寄付させていただきます」と、日本円で約7800万円を寄付すると発表した。
さらに、「またLos Angeles Dodgersは他競技のチームと共に協力してTシャツの販売などの支援活動を行っています。皆様ご検討いただけますと幸いです」と、同地域に本拠地を置くNBAレイカーズらと共同でグッズの販売などを通して支援活動を行っていることを呼びかけ、「1日も早い復興を心より願っています」と願いを込めた。
山火事はこれまで住民ら約10万人に避難命令を出す被害が拡大している。ニューサム州知事は非常事態を宣言。同地に在住する日本人タレントらにも影響し、無事を報告する投稿も相次いでいた。