1990年代前半に一世を風靡（ふうび）した桜樹ルイ(55)が16日深夜に放送されたテレビ東京「じっくり聞いタロウ～スター近況（秘）報告～」（木曜深夜0・00）にゲスト出演した。
桜樹は「テレビに出るのが25年以上ぶり」と言い、芸能界入りしてからの人生を振り返った。高校卒業後に一ノ瀬雅子の芸名で芸能界デビュー。その後、セクシー女優に転向したワケについて「私、小林ひとみさんと一緒でだまされたんです」と告白。
その経緯について、「桜樹ルイになる前に違う名前だったんですけど、その時に（当時の事務所の）社長に借金があったみたいで、誰かをAVに転向させようと。それは後で知った話なんですけど、とりあえず“海外に撮影に言ってくれ、イメージビデオだから”って言われて」と説明。
そして、「“マネジャーも誰もつかないけども、メイクさんは女の人、スタイリストさんも女の人。だから大丈夫だよね”とか言われて“大丈夫です、行ってきます”って言って行きました。そうしたら（カメラマンが）“ギリギリだから”って言われて」と戸惑ったと言いつつ、「私、パスポートも預けてしまっているし海外も初めてだったんでどうすることもできなくて仕事をしないと帰れないと。これはもう頑張ろうと思って、その時は撮影して、帰ってから社長に“ギリギリだったんですけど全部見えています。ちゃんと見えていないように編集を確認してください”と。“分かった。大変だったな”って言われたんですけど、AVで出ていたんです。絡みはなかったんですけど（ヌードの）AVでした」と告白した。
その後、芸名を現在の桜木ルイに改名。CDデビューを条件に、「どうせやるんだったらとことんやりましょうっていうタイプだったんで」と、絡みありの映像を撮影し始めたことを明かしていた。
桜樹は1980年代から90年代に人気を博し、フジテレビ「オールナイトフジ」や、志村けんさんのコント番組、NHK大河ドラマ「春日局」（1989年）にも出演。23年9月にXを開設し、昨年8月には“レジェンド”小林ひとみとの再会を報告し、2ショットをアップ。昨年12月からは、東京・銀座の会員制高級クラブ「銀座エルプリンセス」に、小林ひとみとともに勤務している。