歌手・misono(40)が、17日までにYouTubeチャンネルを更新。自身の家庭環境に触れ、“炎上クイーン”として取り上げられた過去について言及した。
タレントで実業家の小阪由佳(39)と、過去について語り合ったmisono。小阪は、20代のときに世間を騒がせた“洗脳騒動”について語り、保育の仕事に携わってから社会復帰を果たすまでの道のりを語った。
小阪は、「子供たちは私が有名だったことも知らないし、やさぐれた私も肯定して受け入れてくれる」ことから、洗脳を徐々に解いていったという。これにmisonoは「私も一緒!」と共感し、自身が行っている子供向けボランティア活動について「ウチが親のいない子供たちの施設に行った時に、やっぱり同じこと言った。この子たちは炎上したmisonoも、テレビに出ていたmisonoも知らないから、素直に見てくれるし聞いてくれる。うちも“人間嫌い!こんな大人になりたくない!”って思ったけど、子供たちの笑顔に救われたからこの活動にもつながっているというか…」と吐露した。
misonoは児童施設へのボランティアを始めたきっかけを問われると、「ウチは、もうめちゃくちゃ恵まれてんの。お仕事もそうやし、それこそ今暴露されているような枕営業とかもなくやってこれたし、NO整形だし、姉は倖田來未。親もめちゃくちゃ素晴らしくて、もう凄く素敵な家庭環境と仕事の現場があって。でも、虐待を受けてたとかよく耳にする。うちには想像もできひん。ウチは生きてるだけで幸せなんやと、でも一歩先に行くと、凄い現実が待ってるやなと。明るい未来を作ってくれるのって子供たちやん?その子たちのエネルギー、パワーに何かできないかなって」と、自身の恵まれた環境からは想像できなかった現実を知り、何かできることはないかと思うようになったという。
さらに「決定的な出来事があって」と振り返り、「30歳のときに、“炎上クイーン、お騒がせタレント”っていうキャッチフレーズに変わったのよ」と、バラエティー番組での素直すぎる発言や7度の結婚式開催などで“お騒がせタレント”となったことに言及。「なんか人ってさ、落ちたときにみんな離れていくとか言うやん?でもウチはmisonoだから許してもらえたり、misonoだからイジってもらえて、誰も離れなかった。逆に愛されてる、助けられた、返したいってなって思った」としみじみ。「だから30歳以降、この9年間は、今までお世話になった人とかに返すだけの人生で良いなって思った」と、自身のためではなく恩返しのために行動していると打ち明けた。