1990年代前半に一世を風靡(ふうび)した桜樹ルイ(55)が16日深夜に放送されたテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・00)にゲスト出演。人気絶頂期について語った。
1980~90年代に大人気となった桜樹だが、「家族に最初は内緒にしていました。うちはめちゃくちゃ厳しかったんで、夜7時を過ぎると木刀を持って待っているんです。だから、余計にこの業界に行くっていうのは言えなくて」と明かした。
そして、「アイドルから始めたので一応CDを出したんですが、その後にAVが控えていることは私は分かっていたけど、親とかきょうだいは近所の人とか職場の人に“(CD)買ってね”って言っていたんですね。どうしよう、(AVって)言えないって。その後、週刊誌とかに“宣伝してください。どうせやるんだったらとことんやりましょう”っていうタイプだったんで、やっぱり(家族に)わかりますよね。途中でバレて、もう勘当です」と仕事が親バレして勘当されたという。
その後、「風雲!たけし城」「トゥナイト」など有名番組に出るようになったことで、「近所の方たちは“娘さん、元気?”って(見る目が)変わってきた。それで、“頑張ってるから帰って来ていいんじゃないの“って親が帰ってこいと。やっと認めてくれたっていう安心感と自由に仕事をしていいんだ、コソコソしないていいんだって思いました」と当時を振り返り、「私たちって芸能人水泳大会のポロリ要員とかもしていましたし」と明かした。
桜樹は1980年代から90年代に人気を博し、フジテレビ「オールナイトフジ」や、志村けんさんのコント番組、NHK大河ドラマ「春日局」(1989年)にも出演。23年9月にXを開設し、昨年8月には“レジェンド”小林ひとみとの再会を報告し、2ショットをアップ。昨年12月からは、東京・銀座の会員制高級クラブ「銀座エルプリンセス」に、小林ひとみとともに勤務している。